高杉晋作小伝を読む9 (最終)

高杉晋作小伝を読む9 第32章 四境役(しきょうのえき) 第33章 娘子従軍(じょうし じゅうぐん) (別掲) 萩の城東区・孝女・明石くに 第34章 将星、隕ちる 跋(ばつ・後記)の意訳 ●第32章 四境役(しきょうのえき) 5月27日、晋作は海軍御用掛を命じられ、6月6日、海軍総督を命じられ、6月10日、丙寅…
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高杉晋作小伝を読む8

高杉晋作小伝を読む8 第30章 内訌戦(含、討奸 檄文・戦書) 第31章 藩論統一 ●第30章 内訌戦(元治の内乱) 晋作の義挙に大きな衝動を受けた諸隊は、今さらのように長府にじっとしていることが恥ずかしくなり、一里踏み出せば、一里の忠義であると云う晋作の主張に鑑み、12月17日、奇兵、膺懲(ようちょう)、南園諸隊は…
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高杉晋作小伝を読む7

高杉晋作小伝を読む7 第26章 怒号の声 第27章 講和談判 第28章 平尾山荘の秋 第29章 雪中の義挙 ●第26章 怒号の声 文久3年5月に長州は、伊藤俊助、志道(井上)聞多、井上彌吉、遠藤謹助、山尾庸造の5人に欧州遊学を命じ、5人は横浜から密かに英船・キロセッキ号に乗って12日に出帆し、英国・ロンドンに着き、5…
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高杉晋作小伝を読む6

高杉晋作小伝を読む6 第21章 馬関攘夷 第22章 奇兵隊 第23章 雪冤運動 第24章 動中の静 第25章 風雲急 ●第21章 馬関攘夷 5月10日を以って攘夷を行え、と云う勅命が下りて、一番本気に攘夷を行ったのは長州である。 いやいや、この勅命を奉じて攘夷を行った者は、長州のみと言ってよいかと思う。 6…
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高杉晋作小伝を読む5

高杉晋作小伝を読む5 第17章 入京と亡命 第18章 蜂火を挙げる ◎付・御楯組と気節文章 第19章 天子の命 第20章 西陲一布衣(せいすい いちほい) ●第17章 入京と亡命 万延元年(1861年)11月5日(通説では6日)、函館奉行 兼 外国奉行・堀 利凞【85】は、書を老中・安藤信正に送って自害した。…
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高杉晋作小伝を読む4

高杉晋作小伝を読む4 第14章 東北遊歴 付・横井小楠を訪れる 第15章 静中の動 第16章 上海行き ●第14章 東北遊歴 付・「歴史の流れ・高杉晋作、横井小楠を訪れる」 江戸に再遊の晋作は、秋、8月28日まで、いわゆる黙心読書を続けたが、この日、飄然として江戸を去って東北遊歴の途に上った。 晋作は、試撃行日…
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高杉晋作小伝を読む3

高杉晋作小伝を読む3 第9章 明倫館に入る 第10章 時勢の風雲 第11章 村塾の晋作 第12章 江戸遊学 第13章 東帆録 ●第9章 明倫館に入る 安政4年(1857年)春を迎えて19才となった晋作は、2月14日から藩学・明倫館に入り、文武の学業を修めることになった。 これから後、晋作の明倫館在学については、多…
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高杉晋作小伝を読む2

高杉晋作小伝を読む2 第5章 孝行の晋作 第6章 初期の学習 第7章 当時の防長 第8章 忠涙下る ●第5章 孝行の晋作 木戸孝允の、伊藤博文の母も賢母であったことは、世の周知のことである。 斬首の見物に握り飯を、しっかり持たせてやった晋作の母もまた、良妻賢母であったことを見るに、晋作の庭訓と学習が、いかに始ま…
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高杉晋作小伝を読む1

高杉晋作小伝を読む1 序・第1章 城東区、 第2章 高杉の家 第3章 晋作の幼時、第4章 幼時の友 歴史の評価 現代、歴史上で評価されている幕末の偉人と云えども、その存命中は、必ずしも評価されず、むしろ、疎まれていたのも事実である。 確かに、幕藩制を支えにその生活を基盤にしていた人々にとっては、その基盤を打ち壊して行…
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吉田松陰の母 を読む7

吉田松陰の母 を読む7 ◆ 母性愛に寅次郎は泣く ◇ 母性愛に溢れる瀧子の手紙 つれない運命に弄(もてあそ)ばれて、思う事、為す事、すべてが志と違い、再び野山獄に引かれる吾が子・寅次郎の不憫さ・可憐さにを胸に抱いて、独りで夜毎に熱い涙に袖を 潤おした母の瀧子は、12月5日、寅次郎、又々投獄と聞いてからは、如何にあの気…
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